オーストラリア,
クイーンズランド州,
カライド

小さな町がもたらす
大きな貢献

カライド発電所は、クイーンズランド州中央部バナナ郡ビロエラ近郊のカライド・バレーにあります。近くのカライド鉱山(アングロアメリカン・メタラージカルコール社所有)で産出した石炭を燃料に使用しています。

カライド発電所の敷地内にはカライドA、カライドBおよびカライドCの3基の発電施設があります。この3基の生産電力は合計で1,630メガワット。これは約200万世帯の電力消費を十分にまかなえる量です。カライド酸素燃焼プロジェクトは、世界でも例が少ない低排出型石炭火力発電の実証試験であり、その舞台として改修工事を施されたのがカライドA発電所なのです。

炭田の中の発電所

カライド発電所は、クイーンズランド州中央部のボーウェン盆地にあります。この盆地の石炭埋蔵量は、オーストラリアで最大と言われています。

2012年の一年間にボーウェン盆地47ヶ所の炭鉱から産出された石炭は、クイーンズランド州全体の販売向け生産量の80%を占めました。これは同時に、クイーンズランド州産の高品位コークス用石炭の全量および輸出向け燃料用石炭の48%にも相当します。

石炭産業はボーウェン盆地の主要産業であり、2011年のデータではこの地域の雇用の約30%を支えています。



カライド酸素燃焼プロジェクトのおかげで、海外からの注目が、ビロエラとCSエナジーのカライド発電所に集まるようになりました。よりクリーンで経済的な石炭火力発電という

CSエナジーCEO、マーティン・ムーア氏




ビロエラの概要

 

面積: 28,577平方k㎡
人口: 人口:約6,000人。ビロエラ居住者の平均年齢は31歳。
失業率: 3.5%
主な産業: 石炭産業
畜産業(牛肉)
発電事業
農業
 

Cool Fact


バナナ郡の由来は、この地の開拓時代にさかのぼります。当時、牛は皮革と牛脂をとるためにとても貴重とされていましたが、肝心の牛たちを管理するための囲いは狭く数も少ないため、その扱いはとても大変なことでした。そこで大いに利用されたのが、「バナナ」という名で知られた黄色っぽい大きな雄牛です。この牛が囲いの中にいるだけで、周りの牛たちが自然に集まってくるようになり、牛集めがとても楽になったそうです。

「バナナ」はその死後、近くの谷に埋葬され、やがてその谷は「バナナ谷」と呼ばれるようになりました。それからしばらくして谷に近い地域が開拓され、その谷にちなんでバナナという名の町ができ、やがてその町を中心とする郡が設立したとき、バナナ郡と名づけられました。